ここは、1999年9月の記録です。
- 9/30
澄んだ空に月がとてもきれいな季節です。鈴虫が鳴いて、やわらかな風にススキが揺れているのが月の光でわかります。これでタヌキの腹鼓があれば ゆうことなしです。今年はタヌキさんに会えるのでしょうか?
- 9/29
日が短くなってきました。夕方、犬の散歩の時間には すっかり日も落ちて真っ暗になってます。それでも今は 月の光だけで歩けるほど、明るく澄んだ月が出ます。暗くなると鼻が利くのか、
田んぼのモミガラを燃やす匂いや、キンモクセイの甘い香りが漂ってきます。
- 9/28
朝のうちは霧がかかったようでしたが、日中にはすっかり晴れ渡りました。
そんな青空のもと黄金色の稲が実り、わがやのご近所も稲刈りがはじまってます。今年のお米の作況は「やや良」。おいしい新米が楽しみです。
- 9/27
お彼岸を過ぎたら、暑さから暖かさにかわってきました。本格的な秋の到来ですね。お店には秋の新作の器が並びました。ススキと月をモチーフにした鉢ものです。秋をたくさん味わいくなるような器です。これから食卓にも秋の味覚が続々と並んできますね。
- 9/26
けさは愛犬との散歩の途中で「柿もぎ」を見てきました。ちっちゃくて丸い甘柿です。そういえば我が家のご近所の見知不柿の畑も少し色づき始め、枝もたわわになってます。
日1日ごとに秋色に彩られていきますね。
- 9/25
きのうはテレビを見るごとに、拡大している台風の被害に驚きました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
会津はいつもの朝です。2匹連なったトンボを多く見かけるようになりました。
真っ青な空に真っ赤なトンボが飛んでいます。
- 9/24
秋晴れの朝です。今日は「会津秋まつり」の最終日。真っ青な秋空のもとで元気いっぱい「鼓笛隊パレード」が行われます。
夕方からは、台風の影響でこのお天気は崩れるそうです。十五夜のお月様はどうでしょうか…
風も強くなるとのこと。
と、ゆうわけで 今日の窯焚きは、様子を見ることになりました。
- 9/23
「秋分の日」今日は昼と夜の長さが等しくなります。これから夜が長くなっていきますね。さぁ、会津秋まつり2日目は「歴代藩公行列」です。市内各地で、白虎隊、女白虎隊の演舞などあります
- 9/22
今朝は肌寒くて久しぶりの長袖に衣替えです。やはりお彼岸なのですね。
さぁ、「会津秋まつり」が今日から24日まで開催されます。今日はしんみりとした秋の天気
です。が、お祭り好きの会津人としては、この3日間は元気いっぱいでいきたいですね。
- 9/21
今朝は降ったり止んだり、風も強いです。昨日まであんなにたくさん飛んでいた赤とんぼも、今日はお休みのようです。と、いうことで(?)窯場ではだだいま窯積みをしていますが、火入れは風が弱まるまで、ひとやすみのようです。きょうは「つくり」に専念。
- 9/20
「暑さ寒さも彼岸まで」今年の彼岸の入りはまだまだ夏の暑さが残ります。
さて、わたしも「あいづでござる」に遊びにいってまいりました。ちょうど大道芸人による皿回しを見てきましたが、昔も今も娯楽は一緒で、くいいるように見入ってました。また茶室「麟閣」ではお抹茶をいただき、ゆっくりしたひとときを過ごしてきました。次に行く時には涼しくなっているのでしょうか。
- 9/19
秋晴れの朝です。会津若松市市制100周年のイベントが市内各地で次々とスタートしています。さっきも、それを知らせる花火が上がりました。「行かねばならぬ〜」
今日、9:30からの福島テレビ「ときめき」に、会津慶山焼が登場します。
東山温泉入り口から、旧滝沢本陣までの『いにしえ夢街道』にある名所旧跡やお店がが紹介されます。その中で慶山焼は、アナウンサーの方が陶芸教室を体験されてます。すみません、私もさっき予告のCMで知ったのでお知らせが今頃になってしまいました…あっ、そろそろはじまります。
- 9/18
「会津へ行かねば〜!」のCMでおなじみ『あいづでごさる』が今日18日から開催されます。鶴ヶ城の本丸が江戸時代の会津にタイムスリップ。そして22日からは『会津秋まつり』とお祭り三昧の毎日が続きます。それでは、わたしも「いかねば〜」
- 9/17
いまの季節は、遠足や修学旅行など学生さんが会津を訪れてます。きのうは頭に笠(笠地蔵のあの笠ですよ!?)をかぶった小学生が慶山焼の前を通ってきました。ほかにも腰に木刀を差して白虎隊の格好などなど…
「郷に入っては郷に従う」ということでしょうか…ちなみに慶山焼の陶芸教室は頭や首にタオルを巻いてるお客様が結構いらっしゃいます!
- 9/16
台風、大雨と全国各地に大きな爪痕を残しました。被害に遭われた方のお見舞い申し上げます。
今日の会津は静かな朝を迎えました。涼しい1日のようです。夏の猛暑から落ちついた頃ですが、1日の気温の変化や湿度が高いなどと
体調を崩しやすい時期です。また食べ物なども傷みやすいですので、ご注意くださいませ。
- 9/15
秋雨前線が停滞して、今日は雨の1日みたいです。敬老の日の今日は各地で楽しいイベントがあるようですね。私の母の実家の会津本郷町では「ヤッカヤレヤレ」といって山車を引いて町内を練り歩くお祭りがあります。子供のころから、「おばんちゃ」に会いに行くのと、このお祭りに参加するのが楽しみです。
雨、ちょっと止んでくれるとうれしいんですが…
- 9/14
今朝はやくからご近所の畑は、「ナス」の収穫で大いそがしです。朝もやの中、うす紫の花にチョウチョが飛んでます。大きくてツヤツヤのナス、とってもおいしそうですよ。
- 9/13
工房はいま、秋の器を作ってます。丸鉢は、「外側にススキが揺れ、内側のまん丸い月を覗けるつくりになっています。月のまわりには霧が立ち、月は白く冴えた光が照っています。」でも、いま私が見ている丸鉢は、素焼きを白化粧したものに、下絵をほどこした状態なのです。
焼き上がるのを待ってるのですが、陶工たちはすでに想像ができているようです。
これから深まってゆく秋を、いろいろと楽したいですね。
- 9/12
「セミ」もだんだん秋セミの声の変ってきました。でもまだミンミンゼミも活躍中です。同じくお天気も、さわっと涼しくなったり、むんと暑かったりと、体調を崩しやすい季節ですのでお気をつけください!さぁ、会津の秋のお祭りがはじまりますよ、盛りあがってまいりましょう!
- 9/11
夏のはじめに新潟高校 美術部の生徒さんが陶芸教室の合宿を行い、
その時の作品がきのうの窯から出ました。
手びねり、タタラ、ロクロの成形技法から独自の発想でアート的な作品が生まれました。
普段使う器とは違う、やきもののオブジェです。“芸術の秋”わたしも何かに挑戦してみようと思います。
美術部のみなさん、では早速、お送りします!
- 9/10
秋晴れの日です。夏と秋の間を行ったり来たり…今日も真夏日並の暑さになりました。ちいさな秋を見つけたり、夏のなごりを探したり…この時期は四季を2倍楽しんでいる感じがします。
- 9/9
いまの季節は、林間学校などの学生さんが会津を訪れてます。午前中、陶芸教室を終えたグループの班長さんに「お昼はどこで食べるの?」と聞くと「さざえ堂です!」
そのあと陶工が「あれは食堂じゃなくてお堂だよ!」と教えたのだそうですが、、、、微笑ましいお話でした。
【 速報 】ここでうれしいお知らせをひとつ。宝珠(ほうじゅ)が遂に完成いたしました!宝珠は、会津高田町にある福生寺観音堂の頂上にのります。
週刊工房情報で後ほど詳しくお知らせいたしますので、お楽しみに。
(ちなみに、さざえ堂にも立派な宝珠がのってます。…最近、お堂を見るとつい宝珠を眺めてます…)
- 9/8
今日は“白露”、この夜から草木の葉に白い露の玉が宿り始めます。
露は風の弱いよく晴れた夜に現れるのだそうです。あいにく会津は涼しい曇り空で、夜には雨の予報も…。でも毎日こうして少しづつ秋が深まってゆくのですね。たのしみたのしみ。
- 9/7
日が沈むころから吹く秋風に、もうすっかり秋を感じます。日中との温度差が激しくなってきました。鈴虫が朝方まで鳴いてたりします。体調を崩しやすい時期ですので、どうぞお気をつけください。
- 9/6
新米がでました。お初は会津坂下町でとれた早稲米です。
わがやのご近所も、黄金色した稲穂が重たそうに垂れてます。もう少し経つと、脱穀の匂いがあたりに漂ってきます。
これから益益おいしい秋の便りが届きますね。楽しみです。
では、早速、今年を味わいたいと思います。いただきまーす!
- 9/5
“秋晴れ”にはまだ少し早い感じもしますが、気持ちのいい青空です。そして今日は小学校の秋季運動会。校庭からは、南こうせつ さんが歌う
♪AUZUその名の情熱 (会津若松市のイメージソング)が流れて、行進が始まりました。懐かしいような歌声が、澄んだ空に鳴り響きます。紅組も白組もガンバレ!
週刊工房情報はこちらからどうぞ!(工程をクリック・クリックお進みください)
宝珠(ほうじゅ)の制作が思う様には進まず、陶工たちは宝珠さんに対する念が足りな<かったと反省。ざんげ そして 雑念をはらい、再び制作に没頭の日々。はたしてっ!?
- 9/4
今年の5月からつくりはじめた、宝珠(ほうじゅ)は、なかなか思様にはいかないようです。
今回は信楽の陶土を使っているのですが、窯の中でヒビが入ってしまいます。タヌキさんは目や口の穴が通気孔となり亀裂が生じないのだそうです。形はタヌキに似ていても(?)宝珠に穴をあけるわけにはまいりません。
陶工たちは雑念をはらい、宝珠の制作のみに没頭しはじめました。はたしてっ!
週刊工房情報はこちらからどうぞ!(工程をクリック・クリックお進みください)
- 9/3
しっとり落ちついた季節になり、日1日時間がゆっくりしてゆく感じがしますがします。そんな中、修学旅行や林間学校の学生さんが会津を訪れてます。
慶山焼ではただいま、元気いっぱいの学生さんが陶芸教室の体験中です。
秋の空の下、どんな作品がうまれるのでしょうか?
- 9/2
酒蔵がそのままホールとなった末廣酒造・嘉永蔵で、きのう
福留功男さんと城之内ミサさんのトーク&ライブのコンサートがありました。
「会津の酒がうまい、蕎麦がうまい、、風土がよくてそして、人がいい。女性が強くて、男性はつっぱってて、そこがまたいい、、」あのいつものやさしい声でおっしゃいました。(実はトメさんは会津に別邸を建てられてるんです。)
改めて、そんな会津に生まれ育ったことに素晴らしさを感じ、
そしてトメさんが出会ったすてきな会津人に、憧れを抱いたのであります。・・・最高のお話と音楽で最高の秋の夜を過ごしました。・・・
- 9/1
いよいよ9月スタートです。そして今日は防災の日。大きな火を扱う窯屋では細心の注意をはらい、窯に火が入り、止るまで窯番はつきっきりです。
けさは、早くに火がとまりました。そして窯番がすやすやと眠りにつくのであります。