季節の器のご提案2022
四季の豊かな日本の風土からうまれるお料理。お料理を盛る器も自然の景色に見立てたり、春夏秋冬を彩ってみると思いもよらない発見がありわくわくします。そんな「器あそび」にお役立ていただければ幸いです。
十二 月
12/6 更新
【 タル型コーヒーカップ 】
慶山焼の定番商品となっております、タルコーヒー☕ ぷくんと膨らむ樽のカタチは コーヒーブレイクにほっこりさせてくれそうです。
定番でありながらも少しずつフォルムを変えておりまして・・・2022年バージョンは 腰の部分に丸みをもたせた ズングリタイプ。 両手で包み込んでも手に納まりがよく、指先まで温まります。 カフェオレやココアなど甘い飲み物にも合いそうです ♪
・ タルコーヒーはこちらです
十一 月
11/17 更新
【 大鉢、丼鉢 】
寒い夜はフ~フ~いいながら食べる麺類。お家でつくるラーメンやうどんは 具材たっぷりだったり わがままな味変ができたりと 近ごろ「わが家の味」になってきたようです。
大鉢を手に持って使うには重たすぎて、多様丼では小振りでと、なかなかこの種の器がご用意できていなかったのですが・・・
お客さまからの 軽くて汁物がたっぷり入るとのご要望でうまれた器たち。ニューフェイスです。
・ ラーメン丼 (写真奥)はこちらで
11/1 更新
【 粉引の汲出 】
朝靄が晴れると綾錦をまとった山々が広がり 会津盆地も紅葉の見ごろ。視力が良くなったかと思えるほど色鮮やかです(笑)。 寒い朝と小春日和、一日のうちに季節を行ったり来たりしますと 気持ちもなんとなく落ち着かないようですが ・・・そんな時には温かい飲み物を飲んで、ほっと一息。
手に温もりが伝わる やわらかな土肌の「粉引-こひき- のカップ」はいかがでしょうか。
・ 粉引汲出はこちらです
神無月 ( 十 月 )
長 月 ( 九 月 )
9/20 更新
【 大きな飯碗 】
新米の季節がやってまいりました。 米どころ会津は「平年どおりの良い出来」収穫の秋に嬉しい知らせですね。 「会津米は風土からも ねばりが強いので よく噛んで甘さを味わってください」 と、米農家さんのコメントも愛情たっぷりです。
さて季節の器は「大きい飯碗」のご案内です。 少し前までは 小さく、もっと小さくのご要望で小鉢ほどのサイズなどもありましたが、 最近は大きい飯碗に人気があります。旬のお米をしっかり食べて、スポーツに芸術にお祭りにと元気な秋をお過ごしください。
・ 飯碗 はこちらです
9/1 更新
【 日本酒の美味しい季節です 】
秋の味覚に舌鼓を打ち味に贅沢になった頃、、、秋酒が出回ります。 まろみのある味わいもさることながら、盃の中に月を映したり 菊の花びらを浮かべたり 9月のお酒は風流ですね。
中秋の名月は9月10日です。 鈴虫の冴えた声とススキもなびいて、待ち侘びるは月見の宴。お気に入りの盃でどうぞ。
・ 酒器 はこちらです
葉 月 ( 八 月 )
文 月 ( 七 月 )
7/1 更新
【 いつものフリーカップ 】 ジージーと蝉が鳴いています。今年はじめての蝉の声、応援したくなりますね。 いつもよりも早い夏を元気に乗り切れるようにガンバリましょう!
7月・夏真っ盛りに フリーカップのご案内です。
底がすぼんだ すっきりした形。 釉薬が掛かっていることで 匂いや色が染みることを防ぎます。 焼酎やウイスキーのほかにもアイスコーヒーなどお好みの飲み物に使えて、水分をたくさん摂るこの季節におすすめです。 大きいサイズですので、いつものドリンクに氷やシロップ・ミルクなどたっぷり入ります。
陶製のカップは カランコロンと氷の音も涼し気ですよ。
水 無 月 ( 六 月 )
皐 月 ( 五 月 )
5/17 更新
【 涼しげな虎縞 】 風薫る季節。米どころ会津は稲作が始まり田んぼに水が入りましたので、 吹き渡る風も一層フレッシュな感じがしています(今年は春からカエルが鳴いているので季節を間違えてしまいそうでした)。
こちらは涼しげな縞柄のお皿。
麦藁手(むぎわらで)という文様を描いていますが、どうしても虎柄に見えてしまう(笑)・・・ とのことから寅年の器として活躍してもらうことにしました。これからの季節ですと水羊羹や鮮やかなゼリーなど瑞々しい菓子などいかがでしょうか。
・ 虎縞皿はこちらです
5/1 更新
【 初夏の花 】 桜に桃にモクレンに爛漫と花木が咲いて 瞬く間に過ぎた今年の春。 足元はもう初夏の花です。季節の変わり目は暑かったり寒かったりが続きますので、 お部屋に優しい花がありますと ほっと和みますね。
こちらは花瓶の口縁を変形させた「変わり一輪差」です。 お鉢がゆったり広く 花を挿したときにばらばらに散らないように 花瓶の真ん中に筒があります。 野に咲く自然のお花は 曲がったり伸びたりしますので、 野花がいきいきと納まります。
母の日の贈り物にも人気の花器です♪
・ 変わり一輪差はこちらです
卯 月 ( 四 月 )
4/1 更新
【 桜時のティータイム 】 さくら便りに うずうずそわそわ(笑) 。東北南部の開花は入学式の頃になるようですね、 希望の春にますます嬉しくなります。会津の桜は石部桜、太夫桜などの古木が咲いてから 鶴ヶ城の千本桜へと咲き継ぎ、花時は短くても街が桜一色に染まる贅沢な景色。 この瞬間を冬の間ずっと待っていました ♪
そんな桜の姿を鏤めたコーヒーカップ。柔らかなな色合でお茶も鮮やかに映えます。桜の季節を少しでも長く楽しめますように
・ 吹墨カップ&ソーサーはこちらです
弥 生 ( 三 月 )
3/1 更新
【 お祝いのお酒に 】 歌うような小鳥のさえずりに 春の気配が感じれられる今日この頃です。 会津は梅・桃・桜の時季が同じく、桃の花が見られるのはもう少し先になりますが、今年はそれでも季節が早いようですね。 三日は桃の節句の雛まつり。お店の中にも春を呼び込むよう お雛さまにちなんだ器を揃いで並べて楽しんでおります。
こちらは「六角ぐい呑」
六角形は亀の甲羅のカタチを想わせる縁起物であり、 ぐい吞にしては大振りなサイズも ゆっくりお酒を味わえますので、 お祝の白酒によく合いそうです。
健やかな成長や長寿を願い、一献。麗らかな春になりますように。 (ちょこんと座っているのは ぼっさん雛です)
如 月 ( 二 月 )
2/19 更新
【 もうすぐ ひな祭り 】 おうち時間が増えて、季節を祝う行事がゆっくり楽しめるようになりました。ひな人形を飾った日から、気分はひな祭り。ワインカップを2脚並べてみたら「ぼんぼり」に思えて、となると 起き上がり小法師はお雛さまかしら…見立てあそびで童心に戻ったようです(笑)。
いつものの飲み物を脚付きのカップに注いだら、特別感が溢れてきます。 ♪着物を着替えて帯しめて~~なにより嬉しいひな祭り~~ お家の中でお洒落を楽しめるのも ひな祭りの醍醐味ですね。
・ 線彫りワインカップはこちらです
2/1 更新
【 宙色のカップ 】 暦の上で春を迎える2月。日が少しずつ長くなり、宵時の空は鮮やかで さらに雪明かりが光ると幻想的な宙のようです。
今年はじめての窯から出てきたブルーのカップたち。深いブルーに発色していました。陶工曰く「窯で焚いている時間が長かった」 ことによる窯変。立春の宙の色に見立ててみました。
春が来るまで まだちょっと長くなりそうですが・・・お家でゆっくり寛いで冬の暮しを楽しんでいただけますように。
・ ブルー角皿コーヒーはこちらです
・ ブルーマグ(逆三角型)はこちらです
睦 月 ( 一 月 )
慶 春
目まぐるしく時代が変わってゆく中で
陶工は今日もロクロを回し続けています
この慶山の地で黙々と
土に新たな生命を吹き込みながら・・・
本年もよろしくお願い申し上げます
令和四年 元旦
会津慶山焼 (株)やま陶
代表取締役会長 曲山靖男
代表取締役 曲山輝一
社員一同